めぐみの日々

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子連れに冷たい社会は本当なのか?親に問題があるんじゃないのかと思った事件

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狭いアパート住まい。

上下や隣の音がよく響く。都会住まいの典型。

階下の住民は子連れだった。入居時は2~3歳頃だっただろうか。

元気な男の子。バタバタ走る。ときどき大きな声を出す。

不思議なもので、初めはうるさいと思わなくもなかったが、慣れる。

子供の声や動く音ってなんだか生命力が溢れていて、

過剰なものでなければ好意的に受け止められるというのは

自分でも驚きだった。

 

ストレスになったのは、親の大声。父親の騒ぎ声だった。

子供が生まれてテンションが上がっているのだろうか。

夜間に大声を出す。どなり声ではなく、大きなはしゃぎ声。

いらっとした。

やっと眠れるとベッドに入ってうとうと・・・

その男の声で起きてしまう、安眠できない。

朝晩の空気が涼しく窓を開けてゆっくり過ごしたい春秋の夜。

階下も窓を開け大はしゃぎ。

結局こちらは窓を開けられず、クーラーでごまかす。

聞きたくもない音楽を流しっぱなしにする。

 

もう限界だと感じた4年目の冬。階下の住民は突然退去した。

嬉しさのあまり真冬に窓を開け放ち、コートを着ながら夜風を家に

取り入れる。窓を開けて静かな夜を過ごしたのは、いつ以来だろうか。

うれしくてうれしくて寒さも忘れた。

 

それから数ヵ月後。新しい住民が。

今度も子連れ。男の子。歳もやはり2、3歳くらい。

でも今はイライラしていない。

なぜか。新しい住民は、非常に常識的な人間だったからだ。

子供は毎日21時過ぎには寝ている様子(騒ぎ声がなくなるのがその時間くらい)。

前の住民の子供は、0時過ぎても走りまわっていた。

(もちろん、先に書いたとおり、その子どもの騒音自体は許容できてた。)

そして夜に帰宅した父親が大声で騒ぐことがない。

なんてすばらしい家族!なんて思ってしまう。

 

そして。電車で騒ぐ子供にもいらっとしなくなった。

・・・ちょっと自分でも驚いた。

 

 

子連れに対して、子供が付帯する施設(保育所とか)に対して、

世間は冷たすぎるという嘆き、文句を良く聞くけど。

子連れのみなさん。

もしかしたら、世間の人は本当は

子供に苛立ってるわけではないかもしれませんよ。

 

子供がいる人に対して会社は冷たいとお嘆きの方。

原因は子供がいること、ではないかもしれませんよ。

 

 

この小さな自分の周りで起きた一件で、

子供ではなく、子供の親が原因で起きているトラブルが

実はたくさんあるんじゃないかと思った。

子供をお持ちのみなさん、我が身のことも少し振り返ってみてください。

あなたの態度次第で、もっと子供ともども暮らしやすい生活が

訪れるかも。

 

以上、個人的感想でした。