熊本在住の友人から聞いた、他県に避難できない驚きの理由
熊本一帯の地震、はやく収まるといいのですが。
そんな短期間で収まるものではないのでしょうね、自然の力は強大。
熊本在住の友人と連絡が取れました。とりあえず無事で何より。
家族で熊本市内の一軒家に住んでいて、築年数は20年程度。
額など物が何点か落ちた程度で大きな被害はなかったよう。
ただ停電しているみたいで、けっこう不便、と。
今のところ大きな被害が出ているのは築年数が古く、特に旧耐震基準
(1980年頃以前頃までに建てられた物件)の被害が大きいと
言っていました。ただ、繰り返し大きな余震がくると、今大丈夫な建物も
じわじわと壊れていきそうで怖いそうで。
でもやはり自宅が一番と、築年数が比較的新しい物件の人は概ね自宅に
とどまっているようでした。
(ただ、1人にしか話を聞いていませんのであしからず。)
何度も起こる余震に疲れているようだったので、本州に住む私や知人で
滞在先を提供することもできる、と申し出たのですが、意外な返答が。
行きたいが行けないと。
どうやら、隣近所の目を気にしている様子。
聞けば、やはり田舎は人間関係が密なので、家が倒壊していないにもかかわらず
他県に避難した、と話が周辺に伝わってしまうと、地震が収まり熊本に帰った
際に、あの人達は逃げた、みんながこっちで余震に耐えてがんばっているのに。
そう言われてしまうことを危惧していました。
うーーーーん。なんだか・・・・。
日本人の気質ですね、そういう所。
だんだん疲弊していっているのにもかかわらず、他者の目を気にして
他県に出ることもできないなんて・・・
できることがあれば何でも言ってね、と返すしかありませんでした。